ぱたこの頭のなか

アラサーのぱたこです。なんだかいろいろなものに手をつけてどれも中途半端になって少しだけ戸惑う人生です。でも、そんななかでもちょっぴり開きなおってみて、好きな映画や音楽、モノやコト、思っていることなど、私の頭のなかで悶々とうごめいていることを綴ります。それで自分でも何かに気づいたり、何か変化するきっかけになればいいなとの目論見もありつつ。。お気が向いたらぜひ、頭のなかを覗いてやってください。

常識を疑うということ

常識を疑う心があったほうがいい。

 

昔はわたしもそうだったけど、

きっとその当たり前みたいなのは、たかだかここ数十年で

できただろう価値観だと思うのに、割とみんな、

それを信じきっている節がある。

 

けっこう、「こうでなければならない」って思想が多くの人にあって

それが気づかぬうちに足かせとなっていて自分がしんどくなっている

ってことがある。

 

前にかいたブラジャーのこともだけど、

以前はブラジャーをつけないという選択肢は自分の中になかった。

だって当たり前だったから。

でもそれが気づかぬうちに、血流を滞らせて

体をむくませたり肩こりをひどくさせていた。

ブラジャーが出来たの自体、

そんなに昔の話ではないはず。それならそれまでは

ブラジャーなんてなかったのだからブラジャーを着けることも

当たり前ではないはずだ。

 

あとは働かないやつはダメだ的な考えとかもそう。

わたしは今、グルメ系のライター業をたまにしながら、

普段はコールセンターでアルバイトをするという生活で

世の中で呼ばれているような言い方をするならフリーターだろう。

この歳でフリーターやっているなんて言ったら、

世間的には心配されてしまうのかもしれない。

うっかり人と比較してときたまへこむこともそりゃああるのだけど、

基本的にはあまり気にしていない。正確には徐々に気にしなくなった。

 

それはやっぱり、よく考えてみると

みんなが正社員として就職してというのが当たり前みたいになったのは、

恐らくサラリーマンとかが誕生した戦後で、

(まあ歴史とかみてないのであくまで想像の範囲なんだけど)

どう考えても、今みたいに誰しも働くのが当たり前だ的な考えに

なったのはここ数十年の話に思えるからだ。

 

わたしの予想では、過去はもっと多様で

学校卒業して会社に就職して結婚してみたいなモデルから

はみ出ているなんて人はいっぱいいたはず。江戸時代とかなら浪人とか、その日暮らしの人もいただろうし。

というか、きっと人の数だけやり方や生き方があるのに

それを均一な価値観で固められてしまっているんだろうな。

だからしんどくなる。

 

でもなかなか自分が常識に縛られているのって気づきずらい。

知らないうちに自分の首を真綿で締めつけているのに

わからない。

そんな当たり前なこと!みたいな感覚があるものとか

自分がいつも普通にしている行動をちょっとでもいいから

なんで自分はそれをしているのか?って疑ってみると

少し世界が広がるかもしれない。

 

それとか、いろいろな価値観に触れられる本を読むってのも

かなり有効だ。

わたしもそれでかなり助けられたり、

新しい視点を与えてもらっている。

 

今日書いたようなことを考える視点を与えてくれた良書のなかの1冊、

(ていうかほぼこの本の受け売り的なかんじになっているが)

京大卒、元ニートのpha(ファ)さんの著書

「持たない幸福論」

目から鱗の価値観で必読です。

 

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない | pha | 本 | Amazon.co.jp

 

ぱたぱたっ